Platio URLを使用すると、ミニアプリやデータポケット、レコードを指定することができます。
例えば、Platio URLをメールで送ったり、QRコードにすることで、特定のデータポケットやレコードを表示させることができます。また、プッシュ通知を送る時にこれらのURLを指定することで、プッシュ通知をタップした時に特定のレコードを開かせることができます。
基本となるURLは、ミニアプリを指定するURLです。ミニアプリURLは、platio://app.plat.io/app/asteria/Demo
のような形式になります。Platioアプリでミニアプリを指定するときに使用するURLの、https
をplatio
に置き換えると、ミニアプリのURLになります。
URLのフラグメントとしてデータポケットの名前を指定することで、データポケットを指定することができます。例えば、platio://app.plat.io/app/asteria/Demo#Test
は、Testという名前のデータポケットを指定します。特殊文字はエスケープする必要があることに注意してください。例えば、データポケットの名前が、「Demo
4/8」の場合、URLは、platio://app.plat.io/app/asteria/Demo#Demo%204%2F8
になります。
データポケットの名前の後ろに、/
で区切ってコレクションのIDとレコードのIDを繋げると、レコードを指定することができます。たとえば、platio://app.plat.io/app/asteria/Demo#Test/tf71dbb9/ri5f3cykexfbkzk7ohzqm2oocni
のようなURLになります。
レコードURLでは、データポケット名として*
を使用することができます。例えば、platio://app.plat.io/app/asteria/Demo#*/tf71dbb9/ri5f3cykexfbkzk7ohzqm2oocni
のようになります。この場合、指定されたコレクションのレコードを表示することができるデータポケットが自動的に選択されます。
どのシーンを使用してレコードを表示するかはテンプレートによって異なります。テンプレートによっては、レコードの表示をサポートしていない場合があります。この場合、レコードは表示されません。
データポケットの名前の後ろに、/
で区切ってコレクションのIDを繋げると、レコードを作成するためのシーンを開くことができます。たとえば、platio://app.plat.io/app/asteria/Demo#Test/tf71dbb9
のようなURLになります。
レコード作成URLでは、データポケット名として*
を使用することができます。例えば、platio://app.plat.io/app/asteria/Demo#*/tf71dbb9
のようになります。この場合、指定されたコレクションのレコードを作成することができるデータポケットが自動的に選択されます。
カラムのIDと値をURLフラグメント内にクエリーパラメーターとして指定することで、レコードを作成するときの初期値を設定することができます。例えば、platio://app.plat.io/app/asteria/Demo#Test/tf71dbb9?c002c2c0=My%20Name&c915a0bc=28
のように指定すると、これら二つのフィールドに値が設定された状態でレコード作成シーンが開かれます。各値に含まれる特殊文字はエスケープする必要があることに注意してください。
どのシーンを使用してレコードを作成するかは、データポケットのタイプによって異なります。タイプによっては、レコード作成URLを使用してのレコードの作成をサポートしていない場合があります。この場合、レコードを作成するためのシーンは開かれません。現時点では、レコード作成タイプのデータポケットは、レコード作成URLを使用してのレコードの作成をサポートしていません。